卒業式で袴を着るときの髪型選びは、とても重要です。袴という和装は特別な装いであり、全体のバランスや雰囲気を考慮した髪型が求められます。ここでは、サイド、ポニーテール、ミディアム、ロング、前髪なしなど、各髪型ごとのポイントと注意点をご紹介します。
1. サイドアレンジ
ポイント
サイドアレンジは、顔周りを華やかに見せつつ、横顔のラインを美しく見せることができる髪型です。特に編み込みやねじりを加えたアレンジは、袴のクラシックな雰囲気とよく合います。髪飾りをサイドに配置することで、全体のバランスを取ることができます。
注意点
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重心のバランス:髪型が片側に寄りすぎると、袴のシルエットとアンバランスになることがあります。
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髪飾りの選び方:和風の髪飾り(つまみ細工やリボンなど)を選ぶと、袴の雰囲気にマッチします。
2. ポニーテール
ポイント
ポニーテールは、清楚でさわやかな印象を与える髪型です。低めの位置でまとめると落ち着いた雰囲気に、高めの位置でまとめると若々しく元気な印象に仕上がります。少しゆるめに仕上げることで、女性らしい柔らかさが加わります。
注意点
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高さの調整:袴の帯の高さや着物の衿元とのバランスを考えて位置を決めましょう。
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ヘアセットの固定:卒業式は長時間のイベントですので、しっかり固定して崩れないようにしましょう。
3. ミディアムヘアのアレンジ
ポイント
ミディアムヘアの場合、アップスタイルやハーフアップが人気です。髪を巻いてボリュームを出すと、より華やかになります。ハーフアップにする場合は、編み込みやねじりを加えると立体感が生まれます。
注意点
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毛量の調整:髪が短めの場合、ボリュームが出にくいことがあります。必要であればヘアピースを活用しましょう。
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飾りの配置:髪型がシンプルな分、髪飾りでアクセントをつけると全体が引き締まります。
4. ロングヘアのアレンジ
ポイント
ロングヘアはアレンジの幅が広く、アップスタイルや編み込みを取り入れたスタイルが特におすすめです。シニヨンスタイルやふんわりしたまとめ髪は、上品で袴の格式高い雰囲気とマッチします。
注意点
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重さに注意:髪が長いと重くなりやすく、固定が甘いと崩れる可能性があります。しっかりとピン留めやスプレーで固めましょう。
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全体のバランス:髪のボリュームが多い場合、アップスタイルで重心を高めにすると全体のバランスが取りやすいです。
5. 前髪なしのアレンジ
ポイント
前髪なしの髪型は、大人っぽく洗練された印象を与えます。センターパートやかき上げスタイルにすると、顔まわりがすっきりと見えます。また、顔の形に合わせてサイドの毛束を残すことで、小顔効果を期待できます。
注意点
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顔まわりの毛束の調整:ストレートすぎると硬い印象になりがちです。少しカールをつけると柔らかさが生まれます。
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ヘアセットのキープ:前髪がないと動きが目立つため、セットスプレーなどでキープ力を高めましょう。
全体的な注意点
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着物との調和 髪型が派手すぎたり、逆にシンプルすぎると袴とのバランスが崩れることがあります。和装の雰囲気に合った髪型を心がけましょう。
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長時間の維持 卒業式は写真撮影や移動が多く、髪型が崩れやすいシチュエーションです。しっかりと固定し、必要であればヘアスプレーやピンを追加しましょう。
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髪飾りの選び方 袴の色やデザインに合わせて髪飾りを選びましょう。過度に大きいものや派手なものは避け、上品さを意識すると良いです。
卒業式という特別な日だからこそ、自分らしい髪型で思い出を彩りましょう。美容師さんと相談しながら、自分に似合う髪型を見つけてください!
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